La vie en ROSE 2

主に映画の感想を書きます(・∀・) 皆さんが「薔薇色の人生」を送るための映画を紹介していきたいと思いますヽ(´ー`)ノ その他にプロレス、演劇、政治、経済、思想、ラジオ、本についても書きます(*≧▽≦)ノ ※ただしネタバレ注意(`・д・´)9m ビシッ!!

タグ:漫画

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95点



日レビューを書いた
『コドモ警察』と同じ福田雄一監督の
最新作です(・∀・)


最初この映画の話を聞いた時は


エェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエライコッチャ


という感じだった。

ジャンプ連載時俺は確か高校生くらいだったかな?

そんな特別好きな漫画でもなかったけど
下らなくてお馬鹿で毎週読んでましたよ(・∀・)


ただ何でこれを今になって映画化?

しかも実写で???


観る前から決めつけるのはいかん!!!( ゚Д゚)
と思いつつも一抹の不安があったけど・・・


結構いい感想がネット上で上がってたから
とりあえず観に行ってみることにε=ε=ε=ヾ(*゚ェ゚)ノパタパタ


まず劇場に着いてから真面目な口調で場内アナウンスが

「お待たせしました。
○○時上映、HK 変態仮面、
只今から入場を開始いたします。」


並んでるお客さんみんな
大爆笑キャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン

小学生くらいの子供も大喜びイイネ♪d('∀'o)


さらに劇場の入り口では係員が大声で

「変態仮面の上映館はこちらになりま~す!!
変態仮面はこちらで~~~す!!!」


女性店員も


「こちら変態仮面の上映となりま~~~す!!!
変態仮面で~~~す!!!」


照れずにはっきり「変態仮面」と言ってるのに
プロ根性を感じました(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ


映画本編が始まる前の
劇場マナーCMも
わざわざこの映画用に作ったCM
Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ






そして肝心の映画の内容だが・・・



大変(∩´∀`)∩スンバラスィ♪

鈴木亮平の鍛え上げた体もさることながら、
張型を入れてるとは言え
あの恥ずかしい格好と動きで
見事なまでに変態仮面を演じきってます(・∀・)ウン!!


OPの漫画のページがパラパラめくるシーン、
そしてパンティのレースやら網タイツやらのシルエットと
それに変態仮面のシルエットが映るアバンタイトルは、
絶対サム・ライミ版スパイダーマンを意識してる!∑(゜∀゜)



クモの糸じゃなくて亀甲縛り用のロープを
腕から出してビルの間を括り抜ける辺り
完全にスパイダーマンだし

そもそも変態仮面の顔だって
スパイダーマンだしアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!


変態仮面の決めポーズだってスパイダーマンだし



ここまでやるか?ってくらいの
スパイダーマンオマージュ(・∀・)カコイイ!!



冒頭から笑わせてくれるわ~゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!

池田成志扮する狂介の父親は
出番は短いながらも


「これはこれでいいヽ( ´ー)ノ フッ」


の一言で完全に持ってったワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪


片瀬那奈扮する母親ももう少し出番欲しかったけど
あのハイテンションぶりはさすが(≧∇≦)b


ヒロインの姫野愛子を演じた清水富美加も
素晴しいですね(゚д゚)イーヨイイヨー


狂介の妄想シーンの演技もいいし
あの変態仮面の横にいる時の
何とも言えないミスマッチさ(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ


大金玉男を演じたムロツヨシも
相も変わらずの訳分からん演技テンションだし( ・∀・)アヒャ


玉男が送り込む刺客もみんなイイネ♪d('∀'o)


特に大東駿介扮するさわやか仮面の
馬鹿さ加減とひどさと言ったら・・・(´゚∀゚`;)



それを臆面もなく演じきってる大東駿介もΣd(゚∀゚d)イカス!



真面目仮面を演じた佐藤二朗、
『コドモ警察』でもそうだけど
とにかく演技テンションがおかしい(ノ∀`)アチャー


でもこれはこれで良し(・∀・)ウン!!


原作と同じ台詞
「それは私のおいなりさんだ」

で吹き出しまくりアヒャヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノアヒャ


股間に思いっきり顔を押しつけてるのも
(*^ー゚)b グッジョブ!!

そして特筆すべきなのが
偽変態仮面を演じた安田顕(*´・д・)*´。_。)ゥミュ


『水曜どうでしょう』では大泉洋と一緒に
たまに対決列島に出演してたし、
同じTEAM NACSの一員(・∀・)ウン!!



ヤスケン本物の変態野郎にしか見えない
見た目もさすがです(・∀・)イイ!!


本物の変態仮面と違って体は貧弱だし
あえて体毛の処理をしないことで
若干の不快感を感じさせてるところも
評価高いですよ~o(`・д・´)o ウン!!


都内の駅前を全裸に近い格好で
走り抜けるシーンもさすが!!!


鈴木亮平は変態仮面に変わってからの
「フォーーーーーーーーーーーー!!!」とか
気持ち悪い動き含めて相当頑張ってるし
この役良く引き受けたな~~~~~(;・∀・)



脚本を小栗旬が手伝ってるらしいけど、
小栗旬はこの手の話もいける口なんですな(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン


個人的には小栗旬の変態仮面とか
敵役とか観たかった気もするけど・・・(゚∀゚)アヒャ


いや、きっと小栗旬がマスクをかぶって
演じたかったに違いないo(`・д・´)o ウン!!




しかし事務所がOK出さなかったのか、
あと小栗旬は漏斗胸の気があるから
どうしても変態仮面の肉体には
鍛えられなかったのか・・・




ただ若干気になるのがラスト周辺。


大金玉男が巨大ロボットを出してきて
学校をぶっ潰そうとするけど、
愛子ちゃんのパンティーをかぶって100人力になって
簡単にロボットを破壊するのは急ぎ過ぎじゃないの?


それにせっかく狂介の父親のイメージが
「お前は私の血を継いでる正義の変態だ。」
って台詞を言うんだから・・・


冒頭の父親と母親のなれ初めで

「これはこれで・・・」

って言ってるんだから


「これはこれで・・・」を入れんと!!!



それからラストは授業中寝てる狂介が
目が覚めて終わりというあっけない落ちだが、
そここそスパイダーマンオマージュで引っ張って
独白で終わってもいいんじゃないかと(;^ω^)



でも尺は短いし
笑えるし
下品だし
馬鹿だし



最高じゃないですかワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ


そして好きな子のパンティーを被ることで
強大な敵を潰すだけの力が出るという、
ベタかつ馬鹿だけどカタルシスもあるし゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!


ここ最近の漫画原作の実写映画の中では
相当ポイント高いですよこれは(≧∇≦)


ジャンプ連載漫画の実写映画としても、

『デスノート』
『こち亀THE MOVIE』

に並ぶ名作なのではないかと。


あと5回くらい観てもいいなアヒャヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノアヒャ

3
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67点

原作漫画もテレビアニメも、劇場版アニメも、そしてOVAも、さらにラジオドラマも・・・全部読んでるし観てるし聴いてます(゚∀゚)

俺としては大好きな漫画だし、人誅編になってからはちょっと展開がベタになってきてあれ?(・ω・)って感じではあったけど、総じて設定もストーリー展開も大好き(^O^)/

そんな俺の大好きな『るろうに剣心』が実写映画化ってことで、若干嫌な予感はしたけど、予告編を見てオォォー!!w(゚ロ゚)wってなったから「こりゃあ楽しみだ~((o(´∀`)o))ワクワク」と思ってました。

それで先行上映で早速観に行ったけど・・・

何だこのもやもやした感じは?(´ェ`)ン-・・

「連載漫画の実写映画だからこんなもんだろ?」

という声と

「もうちょっと上手くできなかったのか?」

という声が頭の中でせめぎ合ってる感じ(;・∀・)

佐藤健の剣心はビジュアルからしてそっくり(・∀・)イイ!!

神谷道場に押し入った暴漢を撃退して居候を始めて、薫からお父さんの形見の着物を貰うわけだけど、それか漫画通りのえんじ色の着物で、ここで漫画と同じ設定になる流れは(・∀・)イイ!!

つまりここで神谷活心流の「人を活かす剣」の教えに染まっていくと言うか感化されて影響されるということを示し、神谷道場並びに薫たちと同じ土俵に立つということになる(゚∀゚)

ここで暴漢を撃退する時も、漫画と違って最初は逆刃刀を抜かないで柔術を基本にした体術のアクションがあるのもイイネ♪d('∀'o)

ここで剣心の身体能力と戦闘力が表現できてる。

殺陣は全体的に泥臭いと言うか、テレビの時代劇っぽい「見せる殺陣」になってないのもリアルでいいと思う。

冒頭のシーンのアクションは、映像が暗いから分かりづらいけど、かなりえげつないしリアルな描写じゃないかと。

ただ「~でござる」とか「おろ?」とかいう台詞が何ともぎこちない(^_^;)

明らかに「言わされてる感」満載(;´Д`)

俺がこの作品で一番好きなキャラである斉藤一だが・・・これはちょっと頂けない(;´∀`)

そもそもしゃべり過ぎだし、密偵のくせして普通に堂々と観流邸に押し入って証言を取ろうとするし・・・(;・∀・)

江口洋介がやるとどうしても明るくて裏表がない感じになっちまう。

観流邸でシャンデリアを牙突で観流の頭上に落とすくだりで、なぜ上空に飛ぶんだ???ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

対空撃用に上に飛ぶシーンは漫画でもあるけど、明らかにこれとは別。

飛んでるシーンを映すのも絵が間抜けになっちまう。

つうか斉藤だったら、そんな持って回ったことしないで速攻で観流を斬るだろ???

斉藤の牙突の見せ場がここだけってのはほんっっっっと~~~~~~に残念(´Д`)ハァ…

話の中で「斉藤一」という言葉も字幕も出ないから、原作知らない人が観ると元新撰組ってことは分かるけど「この人誰?」ってなる気がする。

あと薫は稽古をしてるシーンがないから、全然強そうに見えん(;´∀`)

役としては武井咲ははまってるとは思うけど、薫のアクションを入れて欲しかったな~

弥彦だって出番少な過ぎォィォィヾ(゚д゚;)

でもあのルックスは生き写しっぽいし、観流邸に乗り込む時に「俺も行く!!」と言うが剣心に「お前はここに残れ」と諭されるシーンでの目つきと表情はさすがΣd(゚∀゚d)イカス!

ただそこまで剣心との信頼関係ができてる感じがしない(;・∀・)

なぜなら稽古をつけてもらったり、何かを教えてもらってるシーンもないから、一体この2人どういう関係なのかが分かりづらい。

左之助を演じた青木崇高は(゚д゚)イーヨイイヨー

ルックスもさることながら、佐之助のトンパチ感、無鉄砲感はかなり表現できてると思う。

ただ斬馬刀を振り回す時は、どうしても無理してるようにしか見えない(笑)

最初に剣心を見かけて、あれが人斬り抜刀斎だと知るのも留置所にいる時という流れは悪くないけど、そこで牛鍋屋で観流が剣心に因縁をつけてる所に声をかけて、そこで剣心と対決するってのはちょっと( ゚Д゚)ハァ?って感じになる。

映画では喧嘩屋っていうエピソードもないし、原作では赤報隊の生き残りだから裏切った維新政府を心底恨んでるから長州派維新志士の剣心を恨むという理由があるけど、映画ではそれが全然語られないから喧嘩する理由が全然見えてこない(*´д`)y-゚゚゚

それで対決して速攻で矛を収めて退散する理由も( ゚Д゚)ハァ?

武田観流を演じた香川照之は・・・ちょっとふざけ過ぎじゃないか??(゚∀゚ ;)タラー

しゃくれた顎にするため歯形を下顎に入れてるし、個人的にはああいう演技嫌いじゃないんだけど、この映画の中じゃ明らかに「あ、こいつ絶対負けるな(・∀・)」っていう小悪党にしかなってない。

大友監督は大河ドラマの『竜馬伝』で岩崎弥太郎で香川照之を起用してたけど、こっちは本物のルックスにも似てるし、かなりはまってたと思う(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン

ただどうしても今回はその岩崎弥太郎の演技テンションと全く同じにしか見えないし、最近香川照之こんな役ばっかりじゃねえ??

顏芸とハイテンション演技だけのような気がするな~~~(´ε`;)

恵の蒼井優は全然はまってない(;・∀・)

まず恵の髪形が似合ってない(;´∀`)

恵が観流に手を貸すのは医者だからであって、情婦じゃねえんだよ!!

つうかあのルックスと佇まいは確かに情婦にしか見えんけど(;´Д`)

「解毒治療は時間との勝負よ!!!」と言い放つものの、切迫感を感じないのはどうしてだろ?(´ヘ`;)ウーム…

あと何で患者をあんにたくさん神谷道場に運ぶんだ???

医者が誰もいなくなったという理由付けは一応されてるけど、だからって言って剣術道場に患者を運ぶかね????

それだけ町のみんなから頼りにされてるということなのかも知れないが、辻斬りでっち上げ騒動で敬遠されてたはずじゃなかったのか???(*゚Д゚)

鵜堂刃衛の吉川晃司は一番良かった(^O^)

ルックスも原作に一番近いし、不穏感をうまく醸し出せててかなり恐い雰囲気もあった。

ただ冒頭の戊辰戦争で抜刀斎が使ってた刀を手にした瞬間に何かが覚醒するような描写があるが、あれって山田風太郎の小説に出るような妖刀に魂を乗っ取られるみたいで(;゚д゚)ェって感じがする。

あと警察に乗り込んで白昼堂々大勢の警官を切り殺しておいて、堂々と人前を歩いて帰るかね???

でも剣心との殺陣のシーンも良かったし、術をかける時の目つきも(・∀・)イイ!!

この映画で断突のはまり具合だと思う。

奥田瑛二の山県有朋も良かった(゚∀゚)

この辺りはもう鉄板と言うか、絶妙な安定感だと思う。

俺がこの映画で一番言いたいことが・・・

何で蒼紫と御庭番衆を出さないで、ずっと後に出てくるはずの外印とか戌井番神とかを出すんだ???

演じた綾野剛と須藤元気は良かったとは思うけど、( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?っていう感じは否めない。

剣心が頬についた傷のエピソードのシーンは非常に素晴らしいと思う(゚д゚)イーヨイイヨー

剣心が切っても切っても立ち上がってくるシーンでは、妙なリアル感があったし、だからこそその男の妻になるはずだった男に十字傷のもう1本を付けられるという話も現実味を帯びてて良かった。

でもあのシーンがあって、尚且つその時切った侍の妻になるはずだった女が付けた傷なんてことを言ってるなら、人誅編も映画にするのかが気になるε- (´ー`*)フッ

その前に志々雄編も映画にするのかも気になるところ((o(´∀`)o))ワクワク

ただ桂小五郎がいたならもうちょっとちゃんと映せよ~ヾ(-ε-o)ォィォィ

全体的に見て、どうしても漫画のある話までを一気にまとめて、省くキャラとかエピソードが多いし、原作ファンとしては何が何だか・・・

「何でその話をカットする?」とか「何でそのキャラを出さない?」とか言いたくなるな~(;´Д`)

映像の見せ方とキャラのルックスは大変素晴らしいとは思うけど・・・

結構重要なキャラを出さなかったり、どうにもこうにも消化不良。

こんな感じだから、最後の「お帰り、剣心。」「ただいまでござる。」のやり取りに全然カタルシスも重みも感じないε-(´・_・`)ハァ・・

原作キャラの把握不足なのか、映画としてはかなりアンバランスになってると思う。

実にもったいないな~(;´∀`)


でも主題歌は大変(∩´∀`)∩スンバラスィ♪

ONE OK ROCKの"The Beginning"

このボーカルの声と歌詞からトムキャットを連想しちまいました(゚∀゚)アヒャ

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