La vie en ROSE 2

主に映画の感想を書きます(・∀・) 皆さんが「薔薇色の人生」を送るための映画を紹介していきたいと思いますヽ(´ー`)ノ その他にプロレス、演劇、政治、経済、思想、ラジオ、本についても書きます(*≧▽≦)ノ ※ただしネタバレ注意(`・д・´)9m ビシッ!!

カテゴリ: 漫画

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95点



日レビューを書いた
『コドモ警察』と同じ福田雄一監督の
最新作です(・∀・)


最初この映画の話を聞いた時は


エェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエライコッチャ


という感じだった。

ジャンプ連載時俺は確か高校生くらいだったかな?

そんな特別好きな漫画でもなかったけど
下らなくてお馬鹿で毎週読んでましたよ(・∀・)


ただ何でこれを今になって映画化?

しかも実写で???


観る前から決めつけるのはいかん!!!( ゚Д゚)
と思いつつも一抹の不安があったけど・・・


結構いい感想がネット上で上がってたから
とりあえず観に行ってみることにε=ε=ε=ヾ(*゚ェ゚)ノパタパタ


まず劇場に着いてから真面目な口調で場内アナウンスが

「お待たせしました。
○○時上映、HK 変態仮面、
只今から入場を開始いたします。」


並んでるお客さんみんな
大爆笑キャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン

小学生くらいの子供も大喜びイイネ♪d('∀'o)


さらに劇場の入り口では係員が大声で

「変態仮面の上映館はこちらになりま~す!!
変態仮面はこちらで~~~す!!!」


女性店員も


「こちら変態仮面の上映となりま~~~す!!!
変態仮面で~~~す!!!」


照れずにはっきり「変態仮面」と言ってるのに
プロ根性を感じました(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ


映画本編が始まる前の
劇場マナーCMも
わざわざこの映画用に作ったCM
Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ






そして肝心の映画の内容だが・・・



大変(∩´∀`)∩スンバラスィ♪

鈴木亮平の鍛え上げた体もさることながら、
張型を入れてるとは言え
あの恥ずかしい格好と動きで
見事なまでに変態仮面を演じきってます(・∀・)ウン!!


OPの漫画のページがパラパラめくるシーン、
そしてパンティのレースやら網タイツやらのシルエットと
それに変態仮面のシルエットが映るアバンタイトルは、
絶対サム・ライミ版スパイダーマンを意識してる!∑(゜∀゜)



クモの糸じゃなくて亀甲縛り用のロープを
腕から出してビルの間を括り抜ける辺り
完全にスパイダーマンだし

そもそも変態仮面の顔だって
スパイダーマンだしアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!


変態仮面の決めポーズだってスパイダーマンだし



ここまでやるか?ってくらいの
スパイダーマンオマージュ(・∀・)カコイイ!!



冒頭から笑わせてくれるわ~゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!

池田成志扮する狂介の父親は
出番は短いながらも


「これはこれでいいヽ( ´ー)ノ フッ」


の一言で完全に持ってったワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪


片瀬那奈扮する母親ももう少し出番欲しかったけど
あのハイテンションぶりはさすが(≧∇≦)b


ヒロインの姫野愛子を演じた清水富美加も
素晴しいですね(゚д゚)イーヨイイヨー


狂介の妄想シーンの演技もいいし
あの変態仮面の横にいる時の
何とも言えないミスマッチさ(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ


大金玉男を演じたムロツヨシも
相も変わらずの訳分からん演技テンションだし( ・∀・)アヒャ


玉男が送り込む刺客もみんなイイネ♪d('∀'o)


特に大東駿介扮するさわやか仮面の
馬鹿さ加減とひどさと言ったら・・・(´゚∀゚`;)



それを臆面もなく演じきってる大東駿介もΣd(゚∀゚d)イカス!



真面目仮面を演じた佐藤二朗、
『コドモ警察』でもそうだけど
とにかく演技テンションがおかしい(ノ∀`)アチャー


でもこれはこれで良し(・∀・)ウン!!


原作と同じ台詞
「それは私のおいなりさんだ」

で吹き出しまくりアヒャヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノアヒャ


股間に思いっきり顔を押しつけてるのも
(*^ー゚)b グッジョブ!!

そして特筆すべきなのが
偽変態仮面を演じた安田顕(*´・д・)*´。_。)ゥミュ


『水曜どうでしょう』では大泉洋と一緒に
たまに対決列島に出演してたし、
同じTEAM NACSの一員(・∀・)ウン!!



ヤスケン本物の変態野郎にしか見えない
見た目もさすがです(・∀・)イイ!!


本物の変態仮面と違って体は貧弱だし
あえて体毛の処理をしないことで
若干の不快感を感じさせてるところも
評価高いですよ~o(`・д・´)o ウン!!


都内の駅前を全裸に近い格好で
走り抜けるシーンもさすが!!!


鈴木亮平は変態仮面に変わってからの
「フォーーーーーーーーーーーー!!!」とか
気持ち悪い動き含めて相当頑張ってるし
この役良く引き受けたな~~~~~(;・∀・)



脚本を小栗旬が手伝ってるらしいけど、
小栗旬はこの手の話もいける口なんですな(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン


個人的には小栗旬の変態仮面とか
敵役とか観たかった気もするけど・・・(゚∀゚)アヒャ


いや、きっと小栗旬がマスクをかぶって
演じたかったに違いないo(`・д・´)o ウン!!




しかし事務所がOK出さなかったのか、
あと小栗旬は漏斗胸の気があるから
どうしても変態仮面の肉体には
鍛えられなかったのか・・・




ただ若干気になるのがラスト周辺。


大金玉男が巨大ロボットを出してきて
学校をぶっ潰そうとするけど、
愛子ちゃんのパンティーをかぶって100人力になって
簡単にロボットを破壊するのは急ぎ過ぎじゃないの?


それにせっかく狂介の父親のイメージが
「お前は私の血を継いでる正義の変態だ。」
って台詞を言うんだから・・・


冒頭の父親と母親のなれ初めで

「これはこれで・・・」

って言ってるんだから


「これはこれで・・・」を入れんと!!!



それからラストは授業中寝てる狂介が
目が覚めて終わりというあっけない落ちだが、
そここそスパイダーマンオマージュで引っ張って
独白で終わってもいいんじゃないかと(;^ω^)



でも尺は短いし
笑えるし
下品だし
馬鹿だし



最高じゃないですかワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ


そして好きな子のパンティーを被ることで
強大な敵を潰すだけの力が出るという、
ベタかつ馬鹿だけどカタルシスもあるし゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!


ここ最近の漫画原作の実写映画の中では
相当ポイント高いですよこれは(≧∇≦)


ジャンプ連載漫画の実写映画としても、

『デスノート』
『こち亀THE MOVIE』

に並ぶ名作なのではないかと。


あと5回くらい観てもいいなアヒャヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノアヒャ

5
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98点

『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー兄弟・・・
もとい「姉弟」の最新作と言うことで、
またマトリックスに負けず劣らずの
「才気走った」スタンスの映画だな~という印象(;^ω^)


国と時代を超えて、太古の昔から現代、
さらに未来までを行き来する壮大なスケールは

手塚治虫の『火の鳥』
楳図かずおの『イアラ』
諸星大二郎の『ヤマタイカ』

小説だと光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』

このあたりを彷彿とさせる予告編で、
これを1本の映画にどうまとめるのかかなり気になってた(・∀・)ウン!!


そしていざ観に行ってみたら・・・

次から次へと国と時代が入れ替わるものの、
移行がかなりスムーズかつ分かりやすいようになってて、
観てても全然混乱しないc(´ω`o)ォヶ


1人何役もこなすけど、
誰がどの役なのかは特殊メイクや衣装で全然分からない部分もあるけど、
終わった後丁寧にちゃんと観客に提示してるから
「ああ~あの役はあの役者だったのか~(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン」と分かるし


とにかく全編に割って壮大かつ長い映画だけど親切な作りになってる。


だから3時間近い長い映画だけど全然長さを感じさせないし、
観客を飽きさせない出来になってる(・∀・)イイ!!


SFあり、ホラーあり、アクションあり、特撮ありと・・・
とにかく古今東西のハリウッド超大作を1つにまとめたような感じで、
色んな映画のファン層に受け入れられやすい作りだと思う(゚∀゚)アヒャ


そして非常~~~~~~~~~~にシンプルな話なのも(・∀・)イイ!!


一言で言えば


「国と時代を超えたラブロマンス」


というところかなと(゚Д゚)


トム・ハンクス扮する部族の長老みたいな人の
回顧録みたいなところから映画が始まるけど、
この文明が一番後退してる時代
が一番新しい未来という設定なのもΣd(゚∀゚d)イカス!


簡単な流れはこんな感じ(○ ̄∀ ̄)ノぁぃ


1849年、医者のグースは奴隷売買の契約を終えたユーイングと
一緒にアメリカへに帰る船に乗ってたが、
船底の船室でユーイングは脱走して密航していた奴隷に助けを求められる。

グースはユーイングを亡き者にしようと付け狙ってて、
病気にかかったユーイングに毒を盛って殺そうとするが、
助けた奴隷は恩義に感じてそれを阻止する。


この船の雰囲気は『アミスタッド』とか
『パイレーツ・オブ・カリビアン』
『ウォーターワールド』を彷彿とさせます(・∀・)ウン!!


次に1936年、ユーイングの航海日記読んでる音楽家フロビシャーは、
交響曲「クラウドアトラス六重奏」を完成させたが、
往年の大作曲家のエアーズに盗作されそうになり
憤慨して銃で撃ち殺してしまう。

その後、ホモの恋人シックススミスに遺書を書いて拳銃自殺。

このプロビシャーに扮するのは
『007 スカイフォール』でQを演じた
ベン・ウィショー。


このアパートの雰囲気は『レオン』にちょっと似てるし、
シックススミスがユーイングを探しに来る教会は
『ダ・ヴィンチ・コード』を思い出す感じ。


その37年後に物理学者になったシックススミスは、
原発事故を引き起こして石油の利権を守ろうとするフックスを告発するため、
偶然知り合ったジャーナリストのレイに報告書を託す。

例は殺し屋に殺されかかるも、
何とか生き延びて告発に成功する。

レイが車に乗った状態で
橋の上から突き落とされる映像は
『インセプション』の第1階層の雰囲気と少し被る(゚∀゚)アヒャ


さらに2012年のロンドン。
小説家のダーモットがパーティの真っ最中に
仲の悪い評論家を突き落して殺してしまい、
その酷評された小説がこの事件の影響でカルト的人気となる。


そのダーモットの担当編集者のキャベンデッシュは、
この本が売れたおかげで大儲けするが、
獄中のダーモットから命令された弟に脅されて
兄貴に助けを求める。

しかし普段からキャベンディッシュは放蕩三昧で、
兄貴はこれ幸いと老人介護施設に監禁同様に入院させられる。

そこから怒涛の脱出劇が始まる(・∀・)イイ!!


そして今度は2144年。
全体主義国家のネオソウルという場所。

人間は遺伝子操作でクローンを作って労働にこき使っていた。

そのクローンの1人のソンミ451は、
革命家のチャンに救出されて
生まれて初めて外界に足を踏み入れる。

見受けされて自由になったと思ってた他のクローンも、
実は殺されて他のクローンの栄養源になってた事実を知り、
レジスタンスを率いて戦うことになる。

町の雰囲気は『ブレードランナー』っぽいし、
アジア系の店が連なってる様子はリメイク版『トータル・リコール』みたいだし、
カーチェイスのシーンは『マイノリティ・リポート』に似てるな~(^O^)

全体的にこの時代は
フィリップ・K・ディック的SF世界かなと思う(゚д゚)イーヨイイヨー


そしてさらに文明の崩壊した未来。

『ダークナイト』のジョーカーみたいなメイクをした
凶悪な人食い人種に怯えながらも、
遥か昔世界を救ったという女神のソンミを崇める部族の話になる。

その部族の1人のザックリーは、
心の闇の部分であるオールド・ジョージーに悩まされ続けていて、
襲われた仲間を見殺しにしてしまう。


この設定はメル・ギブソン監督の『パッション』の
イエスの描写にすごく似てるし、
悪魔の衣装は『コンスタンティン』とそっくり( ・∀・)アヒャ


ある日、科学文明を維持した惑星からメロニムという女が島に来て
「悪魔の山」と呼ばれる人々が恐れて近づかない遺跡へのガイドを頼まれる。

カサゴの毒に侵されて瀕死の重体の姪を助けるのと引き換えに
ザックリーはガイドを引き受けることになる。

そこは実は太古の文明の遺物が眠ってる場所で、
しかも地球は放射能に汚染されているという設定も、
放射能が原因で文明は衰退したということを暗に示してるような気もして、
今となってはかなりリアリティも感じられるガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル


2人は山の上の遺跡にたどり着いて、
ザックリーはソンミの真実を知る。


最初はオールドジョーの言葉通り
その真実を信じようとはしなかったけど、
「あの女を殺せ」とそそのかされるも、
寸前でそれを思いとどまる。


その間村では人食い人種が大挙して押し寄せてきて、
同胞が皆殺しにされちまって、
寝てる敵を「寝首をかくな」という予言に逆らって
寝首をかいて殺してしまう(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!

それまでは族長の「橋の下に隠れろ」とか「ロープを離すな」とか
予言に従って命を取り留めてきたものの、
今回は寝首をかいたことで仲間の敵を討とうとする
他の人食い人種に襲われて万事休すか???


と思いきや・・・


メロニムが助けに入って命を取り留める。

敵を全滅させて、ザックリーと姪はメロニムの船に乗って、
メロニムの国に行くことにする。


どうやら悪魔の山で助けを呼んでたようで


「本当に空から助けてくれると思っているのか?ノミほどの希望しかないぞ」

「ノミはしぶといわよ」


イイネ♪d('∀'o)



さらにそれから何十年か経った後、
年を取ったザックリーが子供に聞かせてた昔話を終わりにするシーンに。

つまりこれが冒頭のシーンな訳ですな。


ザックリーは子どもに「地球はどれ?」と聞かれて
「あの青くてキラキラ光る星だよ」と言う。

つまりあの後無事助けが来て、
別の惑星に行ったわけですなo(`・д・´)o ウン!!


ザックリーが「おばあちゃん(メロニム)は私に訪れた奇跡だよ」と言い、
そして夜空にほうき星が流れて幕。


主要登場人物には『南総里見八犬伝』とか『ジョジョの奇妙な冒険』よろしく
体のどこかにほうき星のあざがある。


それぞれの役者が演じてるキャラは、
みんな生まれ変わりであることを意味してて、
時空を超えた絆があるということですな(゚∀゚)アヒャ


仏教的な「輪廻転生」と言うか、
ニーチェ的な「永劫回帰」と言うか、
キリスト教的な世界観とは一線を画した、
一言で言えば「国と時代を超えたラブロマンス」ですな(≧∇≦)b


つうかまさに『火の鳥』『イアラ』『ヤマタイカ』だろ
(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン


色んな国とか時代をあっちこっちするのに全然混乱しないし、
むしろ分かり易いというのが見事と言う他ない(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ

出演者が1人何役も特殊メイクとかCGを駆使してるとは言え
演じきってるのも凄いし、どう観ても何人かは不自然な顔つきなのに
それをうまく成立させてるのもΣ(o゚д゚oノ)ノ凄ッ!


とにかくこの映画は長く語り継がれるだろうし、
ありえない設定のありえない出来栄えの大傑作ですよ!!!!

3
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67点

原作漫画もテレビアニメも、劇場版アニメも、そしてOVAも、さらにラジオドラマも・・・全部読んでるし観てるし聴いてます(゚∀゚)

俺としては大好きな漫画だし、人誅編になってからはちょっと展開がベタになってきてあれ?(・ω・)って感じではあったけど、総じて設定もストーリー展開も大好き(^O^)/

そんな俺の大好きな『るろうに剣心』が実写映画化ってことで、若干嫌な予感はしたけど、予告編を見てオォォー!!w(゚ロ゚)wってなったから「こりゃあ楽しみだ~((o(´∀`)o))ワクワク」と思ってました。

それで先行上映で早速観に行ったけど・・・

何だこのもやもやした感じは?(´ェ`)ン-・・

「連載漫画の実写映画だからこんなもんだろ?」

という声と

「もうちょっと上手くできなかったのか?」

という声が頭の中でせめぎ合ってる感じ(;・∀・)

佐藤健の剣心はビジュアルからしてそっくり(・∀・)イイ!!

神谷道場に押し入った暴漢を撃退して居候を始めて、薫からお父さんの形見の着物を貰うわけだけど、それか漫画通りのえんじ色の着物で、ここで漫画と同じ設定になる流れは(・∀・)イイ!!

つまりここで神谷活心流の「人を活かす剣」の教えに染まっていくと言うか感化されて影響されるということを示し、神谷道場並びに薫たちと同じ土俵に立つということになる(゚∀゚)

ここで暴漢を撃退する時も、漫画と違って最初は逆刃刀を抜かないで柔術を基本にした体術のアクションがあるのもイイネ♪d('∀'o)

ここで剣心の身体能力と戦闘力が表現できてる。

殺陣は全体的に泥臭いと言うか、テレビの時代劇っぽい「見せる殺陣」になってないのもリアルでいいと思う。

冒頭のシーンのアクションは、映像が暗いから分かりづらいけど、かなりえげつないしリアルな描写じゃないかと。

ただ「~でござる」とか「おろ?」とかいう台詞が何ともぎこちない(^_^;)

明らかに「言わされてる感」満載(;´Д`)

俺がこの作品で一番好きなキャラである斉藤一だが・・・これはちょっと頂けない(;´∀`)

そもそもしゃべり過ぎだし、密偵のくせして普通に堂々と観流邸に押し入って証言を取ろうとするし・・・(;・∀・)

江口洋介がやるとどうしても明るくて裏表がない感じになっちまう。

観流邸でシャンデリアを牙突で観流の頭上に落とすくだりで、なぜ上空に飛ぶんだ???ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

対空撃用に上に飛ぶシーンは漫画でもあるけど、明らかにこれとは別。

飛んでるシーンを映すのも絵が間抜けになっちまう。

つうか斉藤だったら、そんな持って回ったことしないで速攻で観流を斬るだろ???

斉藤の牙突の見せ場がここだけってのはほんっっっっと~~~~~~に残念(´Д`)ハァ…

話の中で「斉藤一」という言葉も字幕も出ないから、原作知らない人が観ると元新撰組ってことは分かるけど「この人誰?」ってなる気がする。

あと薫は稽古をしてるシーンがないから、全然強そうに見えん(;´∀`)

役としては武井咲ははまってるとは思うけど、薫のアクションを入れて欲しかったな~

弥彦だって出番少な過ぎォィォィヾ(゚д゚;)

でもあのルックスは生き写しっぽいし、観流邸に乗り込む時に「俺も行く!!」と言うが剣心に「お前はここに残れ」と諭されるシーンでの目つきと表情はさすがΣd(゚∀゚d)イカス!

ただそこまで剣心との信頼関係ができてる感じがしない(;・∀・)

なぜなら稽古をつけてもらったり、何かを教えてもらってるシーンもないから、一体この2人どういう関係なのかが分かりづらい。

左之助を演じた青木崇高は(゚д゚)イーヨイイヨー

ルックスもさることながら、佐之助のトンパチ感、無鉄砲感はかなり表現できてると思う。

ただ斬馬刀を振り回す時は、どうしても無理してるようにしか見えない(笑)

最初に剣心を見かけて、あれが人斬り抜刀斎だと知るのも留置所にいる時という流れは悪くないけど、そこで牛鍋屋で観流が剣心に因縁をつけてる所に声をかけて、そこで剣心と対決するってのはちょっと( ゚Д゚)ハァ?って感じになる。

映画では喧嘩屋っていうエピソードもないし、原作では赤報隊の生き残りだから裏切った維新政府を心底恨んでるから長州派維新志士の剣心を恨むという理由があるけど、映画ではそれが全然語られないから喧嘩する理由が全然見えてこない(*´д`)y-゚゚゚

それで対決して速攻で矛を収めて退散する理由も( ゚Д゚)ハァ?

武田観流を演じた香川照之は・・・ちょっとふざけ過ぎじゃないか??(゚∀゚ ;)タラー

しゃくれた顎にするため歯形を下顎に入れてるし、個人的にはああいう演技嫌いじゃないんだけど、この映画の中じゃ明らかに「あ、こいつ絶対負けるな(・∀・)」っていう小悪党にしかなってない。

大友監督は大河ドラマの『竜馬伝』で岩崎弥太郎で香川照之を起用してたけど、こっちは本物のルックスにも似てるし、かなりはまってたと思う(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン

ただどうしても今回はその岩崎弥太郎の演技テンションと全く同じにしか見えないし、最近香川照之こんな役ばっかりじゃねえ??

顏芸とハイテンション演技だけのような気がするな~~~(´ε`;)

恵の蒼井優は全然はまってない(;・∀・)

まず恵の髪形が似合ってない(;´∀`)

恵が観流に手を貸すのは医者だからであって、情婦じゃねえんだよ!!

つうかあのルックスと佇まいは確かに情婦にしか見えんけど(;´Д`)

「解毒治療は時間との勝負よ!!!」と言い放つものの、切迫感を感じないのはどうしてだろ?(´ヘ`;)ウーム…

あと何で患者をあんにたくさん神谷道場に運ぶんだ???

医者が誰もいなくなったという理由付けは一応されてるけど、だからって言って剣術道場に患者を運ぶかね????

それだけ町のみんなから頼りにされてるということなのかも知れないが、辻斬りでっち上げ騒動で敬遠されてたはずじゃなかったのか???(*゚Д゚)

鵜堂刃衛の吉川晃司は一番良かった(^O^)

ルックスも原作に一番近いし、不穏感をうまく醸し出せててかなり恐い雰囲気もあった。

ただ冒頭の戊辰戦争で抜刀斎が使ってた刀を手にした瞬間に何かが覚醒するような描写があるが、あれって山田風太郎の小説に出るような妖刀に魂を乗っ取られるみたいで(;゚д゚)ェって感じがする。

あと警察に乗り込んで白昼堂々大勢の警官を切り殺しておいて、堂々と人前を歩いて帰るかね???

でも剣心との殺陣のシーンも良かったし、術をかける時の目つきも(・∀・)イイ!!

この映画で断突のはまり具合だと思う。

奥田瑛二の山県有朋も良かった(゚∀゚)

この辺りはもう鉄板と言うか、絶妙な安定感だと思う。

俺がこの映画で一番言いたいことが・・・

何で蒼紫と御庭番衆を出さないで、ずっと後に出てくるはずの外印とか戌井番神とかを出すんだ???

演じた綾野剛と須藤元気は良かったとは思うけど、( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?っていう感じは否めない。

剣心が頬についた傷のエピソードのシーンは非常に素晴らしいと思う(゚д゚)イーヨイイヨー

剣心が切っても切っても立ち上がってくるシーンでは、妙なリアル感があったし、だからこそその男の妻になるはずだった男に十字傷のもう1本を付けられるという話も現実味を帯びてて良かった。

でもあのシーンがあって、尚且つその時切った侍の妻になるはずだった女が付けた傷なんてことを言ってるなら、人誅編も映画にするのかが気になるε- (´ー`*)フッ

その前に志々雄編も映画にするのかも気になるところ((o(´∀`)o))ワクワク

ただ桂小五郎がいたならもうちょっとちゃんと映せよ~ヾ(-ε-o)ォィォィ

全体的に見て、どうしても漫画のある話までを一気にまとめて、省くキャラとかエピソードが多いし、原作ファンとしては何が何だか・・・

「何でその話をカットする?」とか「何でそのキャラを出さない?」とか言いたくなるな~(;´Д`)

映像の見せ方とキャラのルックスは大変素晴らしいとは思うけど・・・

結構重要なキャラを出さなかったり、どうにもこうにも消化不良。

こんな感じだから、最後の「お帰り、剣心。」「ただいまでござる。」のやり取りに全然カタルシスも重みも感じないε-(´・_・`)ハァ・・

原作キャラの把握不足なのか、映画としてはかなりアンバランスになってると思う。

実にもったいないな~(;´∀`)


でも主題歌は大変(∩´∀`)∩スンバラスィ♪

ONE OK ROCKの"The Beginning"

このボーカルの声と歌詞からトムキャットを連想しちまいました(゚∀゚)アヒャ

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100点

映画ブログ第一弾はこれだ~~~~~~~m9( ゚Д゚) ドーン!


『アイアンマン』、『アイアンマン2』、『インクレディブル・ハルク』、『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ』・・・

主要キャラの主役映画全部観てますヽ(・∀・)ノ

どの映画も必ずエンドロール後にアベンジャーズの件について臭わせるという終わり方。

アイアンマン



インクレディブル・ハルク


マイティー・ソー


キャプテン・アメリカ


アメコミの原作はあんまり読んだことなくて、アベンジャーズについても少ししか知識がないもんだから、ヒーローが集結する映画なんだろうな~程度にしか考えてなかった(;´∀`)

アメリカではタイタニックを超えた歴代2位の超絶大ヒットとのことだけど、正直言ってスパイダーマンとかX-MENに比べれば日本じゃ知名度が低いキャラばっかりだしな~(;・∀・)

予告編でどでかい蛇みたいな怪物がうにょ~~~~って襲い掛かってくるシーンが出るけど、これ『トランスフォーマー ダークサイドムーン』にそっくりだな~(^_^;)

・・・観る前はこんな程度だった(´・ε・`)

ただ各キャラの主役映画はどれも面白かったし、果たしてこんだけ個性が強いキャラを集めたらどうなるのかすげえ気になってた(゚∀゚)

「日本よ、これが映画だ。」

という大げさな宣伝文句に反発を覚えた人は少なからずいるようで、絶対観に行かねえヽ(`Д´)ノウワァァァン!!と意地になってる人も多いようだけど・・・

変な意地を張るのはやめましょう( ´ー`)y-~

結論から言います。

マーベル映画史上、さらにハリウッド史上でもぶっちぎりの大傑作!!!(=´∀`ノノ゙☆パチパチパチ

上映時間は144分とかなり長いけど、そんな長さを全く感じさせないくらい終始楽しめる(・∀・)イイ!!

普通この手の映画だと、単なる「オールスター勢揃い!!!」的な絵を見せるだけで、ストーリーはしっちゃかめっちゃかになりがちだと思うんだけど・・・

ストーリーも凝ってて伏線回収もしっかりできてるのがスンゲェ──―Σ(゚∀゚ノ)ノ─―─ッ!

ブラック・ウィドウは登場シーンで椅子に縛り付けられた状態で大の男3人を素手で片付けちまうくらい強いのに、ハルクに会った時は相当びびってることから、ハルクにはうかつなことはできないことが上手く表現できてるイイネ♪d('∀'o)

キャプテンアメリカが「今時星条旗のコスチュームなんて古臭くないか?」とSHIELDのエージェントのコールソンに言うと「今はそういう古いものが求められてるんですよ!!」と言うシーンも、コールソンが死んだ時にニック・フューリーが「アベンジャーズなんて計画は古臭いのかもしれない」と言うシーンと呼応してるΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ

トニー・スタークは秘書のポッツがコールソンに「フィル」とファーストネームで呼ぶのを見て「お前そいつとどういう関係なんだ?」とやきもちを焼くが、コールソンが死んだ後にロキに対して「お前はもう1人の男を怒らせた。その男の名前は、フィルだ!!!」と言うシーンはイェ──ヽ( ゚Д゚)人(゚Д゚ )ノ──ィ

怒らせると緑色の巨人に変身するハルクは、普段は温厚そうな科学者だけど、チームに戻ってきて変身する時「実は俺は常に怒ってるんだ」というシーンは(∩´∀`)∩スンバラスィ♪

ブルース・バナーが「ロキの頭の中は滅茶苦茶で何を考えてるか分からん」と言うと、すかさずソーが「俺の弟だぞ!」と語気を荒げるが、880人以上人を殺してると言うと途端に弱腰になって「・・・義理の弟だけどな」と言い換えるのもキャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン

揉めてる時にキャプテンアメリカがスタークに「お前はそのパワードスーツを脱いだら何が残るんだ?( ゚Д゚)ゴルァ!!」と言うとすかさず「天才、大富豪、プレイボーイ、そのくらいだなヽ( ´ー)ノ フッ」

Σd(゚∀゚d)イカス!

とにかく台詞の掛け合いが所々ユーモアでスマート(゚д゚)イーヨイイヨー

このあたりがいかにもアメコミ的(・∀・)ウン!!

つうかキャップとスタークすげえ仲良しですな≧(´▽`)≦アハハハハハ

悪役のロキの頼りなさも(゚д゚)イーヨイイヨー

簡単にとっ捕まってるし、何度痛めつけられてもしぶとく復活しては調子に乗って悪さをする(゚∀゚ ;)タラー

ハルクが襲いかかろうとしたら「てめえ俺を誰だと思ってんだ??神様だぞ!!てめえら人間なんか足元にも及ばねえんだぞ!!!」と居丈高に言い放つも簡単にハルクにぼこぼこにされる≧(´▽`)≦アハハハハハ

「・・・チンケな神様だ( `д´) ケッ!」

ハルクъ(゚Д゚)グッジョブ!!

登場人物全員に見せ場がちゃーんと用意されてて、7人とも大活躍してるのもいいですね~゚*。イェイd(d∀゚)(゚∀b)bイェイ。*゚

予告編でも流れてた、キャップの"Avengers assemble!!!"の号令で全員が円陣を組んでぐるーっとカメラが一巡するシーンは、アメコミに縁が薄い日本人の俺から見ても(∩´∀`)∩オォ♪ってなりますよそりゃあ(`・ω・´)ゞビシッ!!

そこでキャップが全員に指示を出す訳だけど、その素早さと的確さとリーダーシップもさすが!!!

やっぱりリーダーはアメリカ最初のヒーローのキャップですよそりゃあワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪

見た目は若いけど一番の年長者だし、そもそも名前に「アメリカ」なんてついてるわけだし(笑)

「ハルクは・・・スマッシュだ!!!」

ワーイ♪ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ♪

そしてスマッシュヒットをかましまくり、勢い余って隣にいるソーをぶん殴るシーンもΣd(゚∀゚d)イカス!

ハルクは前作の『インクレディブル・ハルク』ではエドワード・ノートンが演じてて、今回は変わってマーク・ラファロが演じてるけど、このキャスト変更は大正解(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン

いかにも温厚そうだし、何より頭が切れる学者っぽい風貌だし。

この映画だと一番ハルクがおいしいと思うな~(^O^)

アイアンマンが宇宙空間に敵を追い返して、穴が閉じそうになって間一髪落下するけど、その落下したアイアンマンをハルクが救助するシーンはいいなあ~゚+。゚(・∀・)゚。+゚

そして完敗したロキの最後の台詞

「・・・酒飲ませてくれ(´・ω・`)」

アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!

その後ソーがロキをアスガルドに連れ戻して終わり。

世界を救ったアベンジャーズは大々的に報道されて、子供は銘々自分の好きなヒーローのコスプレをして、大人もスタークのひげを真似したりキャップの盾のタトゥーを入れたり・・・

『アメイジング・スパイダーマン』でもそうだけど、基本アメコミヒーローって自分がスーパーヒーローだってことを隠さないし、スタークも『アイアンマン』のラストで「俺がアイアンマンだ!!」と記者会見で堂々と宣言してるし、このあたりの悲壮感のなさ、あけっぴろげな雰囲気は俺大好き(∩´∀`)∩ワーイ

そしてエンドロールが終わったら何が来るのかと思いきや・・・

6人で誰も口を開かず黙々とファストフードを食べる、何とも地味で粗末な祝勝会ヾ(≧∀≦ )ブハハッ!!ヾ(≧∀≦)ノブハハッ!!( ≧∀≦)ノブハハッ!!

あれは中近東のファストフードでシャワルマっていう食べ物らしいけど、アイアンマンが落下して来て目を覚ました時に「この近くにうまいシャワルマを出す店があるんだ確か。早速これから行こう!!」って言ってたから、ロキをとっ捕まえて食いに行ったんだな(^_^)



ちなみにシャワルマとはここにあるようにドネルケバブのことなんですな( ゚_¨゚)´_¨`)ふむふむ


Shawarma



「このシーン要るか?」という意見も散見されるけど、打ち上げがなきゃ駄目だろ~~~~o( ゚Д゚)oブンブン

心身ともに疲れ切った時は意外とあんな感じだろうし、豪華で賑やかにいかずあえて静かに祝勝会をすることもあるわけですな( -Д-) ゚Д゚)フムフム

「敵が弱過ぎる」とか「展開が速過ぎる」という突っ込みどころはあるかも知れないが・・・

この手のお祭り映画にいちいち細かい指摘をするのは野暮ってもんです(゚∀゚)アヒャ

文句は一切ありません。

「日本よ、これが映画だ。」

・・・悔しいが全くその通りでございます<(_ _)>

今世紀最大級にして、歴史に残る超大傑作!!!!(`・д・´)9m ビシッ!!

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